トランプ大統領1期目(2017年-2021年)をふりかえる

相場観

トランプ大統領の1期目のデータを振り返ってみようと思います。

GDP成長率

GDP成長率は任期前半は伸びましたが、後半は減速しました。

財政支出(対GDP比)

財政支出は任期を通して赤字が拡大しました。

政策金利

政策金利は任期前半は利上げしていましたが、後半は利下げに転じました。

基本的に利上げは景気を抑制するために行うので、それだけ好況だとFRBが判断していたことが読み取れます。しかし、2019年には利下げに転じています。

物価(CPI前年同期比)

物価は比較的安定していました。

10年債利回り

10年最利回りも前半は上昇、後半は下落しました。

ドル

1年目はドル安、2年目3年目はドル高、4年目はドル安でした。

S&P500

株価は前半は上昇しましたが、2018年米中貿易摩擦と2020年コロナショックで、任期日近くの水準まで迫っています。就任期間でおよそ+69%でした。

ゴールド

ゴールドは就任期間でおよそ+74%とS&P500をアウトパフォームしました。

BTC

ビットコインは就任期間でおよそ+4000%とS&P500をアウトパフォームしました。

まとめ

今回見たデータを年ごとに表にしました。

1年目2年目3年目4年目
GDP成長率↗︎↘︎↗︎↘︎
財政支出(GDP比)↘︎↘︎↘︎↘︎
政策金利↗︎↗︎↘︎↘︎
物価(CPI)
10年債利回り↗︎↘︎
ドル↘︎↗︎↗︎↘︎
S&P500↗︎↘︎↗︎↗︎
ゴールド↗︎↗︎↗︎
BTC↗︎↘︎↗︎↗︎

トランプ大統領の2期目も平時は楽観視できますが、関税関連のニュースには最新の注意を払っておく必要があります。

タイトルとURLをコピーしました